本・デイトレ・日用品

デイトレードの記録をメインとして日々の雑記を綴ります

株の本⑦ フラッシュ・ボーイズ

たまにはトレードに関する本以外のものを。
タイトルと表紙を見てもなんの話かピンと来ないかもしれませんが、取引所で行われている超高速取引に関するお話。
フラッシュ・ボーイズのレビューです。

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

 

 出版直後から内容は軽く知っていたものの、実際に読むとストーリーが面白くはまってしまいました。
デイトレードをやって見て思ったんですが、目の前に見える売り板にぶつけてもぶつからないという事象があります。この本の内容を知らなかったら、なんでこんなことが起きるのか?と疑問に思っていたでしょう。
事象例を出すと、リクルートの売り板に2600円で100株表示されているとします。
そこに自分の買い注文をぶつけます。
2600円で100株の買い注文をダブルクリックします。
クリックした直後に取引画面を見ると、2600円の買い板に自分の買い注文だけが残ります。注文は約定していません。
こういうことが(今でも)頻繁に起きています。
以下は若干ネタバレになります。
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どうしてこんなことが起きるのか?というと高速注文業者が先回って売買しているからです。
自分が発注した時点で証券会社から取引所に注文がかかります。
伝わってきた買い注文をもっとも安い売り注文にぶつけるために、各取引所で最安値を探すシステムが動きます。
この最安値を探すシステムの動きを見て、取引所のもつ通信線よりももっと高速な通信線を通して「先回って売買をする」。
高速な通信線を持っている会社が莫大な利益をあげているというのがウォール街の実情です。
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この要約があっているか全く自信がありませんが、面白いことは事実ですw
アメリカの証券取引所が決めていルールの範囲内でありながら、いかに確実に稼ぐことができるか?この点を考え詰めた結果、このような状況になったのかもしれません。
うーん、こんなことされちゃかなわんなぁ・・・と思いましたが、板読みトレーダーの人たちはその上をいってるから尚更すごいのかも笑
マイケルルイスさんの著書は惹きつける内容が多く、非常に面白いですが結構長いのでサクッと読むには少しボリュームがあります。
普段、全く小説を読まない私ですが楽しく読めました。
トレード本や昔のトレーダーの話をもう飽きたよ、という方は是非読んで見てください。